科学はこれまで、断片的に惑星の仕組みについて明らかにしてきた。そして全ての惑星が太陽の周りを廻っていることを知るに至った。太陽と月、そして昼と夜は、人類に対する創造主の明確に目で確かめられる御印である。
これらに課せられた義務は完璧な正確さによって遂行され持続している。曰く、“太陽と月はそれぞれ正確に測定された軌道を運行している(Qur’an.ch.55:ver.5)”。そして曰く、“太陽は定められた期間、設定された進路を進む。これは全てを知る全知全能の神の命令である。
月は横切る宮殿であり、やがて老い乾いた、湾曲したナツメヤシの茎のようになって戻ってくるまでを我々は計算している。太陽が月に追いつくことはならず、夜は昼に先行してはならない。それぞれが決まった軌道を運行しているのである(Qur’an.ch.36:ver.38-40)”。
創造物と配置が完成した後、創造主は、独特の相応しい方法で御座にのぼられた。そして絶え間なく厳格な目で惑星の運行するのを見守り続けている。宇宙は神が望む限りいつまでも存続するだろう。
太古の昔から人類は、“力”という言葉について、乏しい知識で不完全な理解をしてきた。昔は、力は予期し得ない自然の力あるいは人間を含めたものの身体の強さと考えられていた。
進化の過程で、力は、個人の権威、或いは諸物を処理し、それらを制御する能力と考えるようになった。また、力は、エネルギーを生み出す無機物に内在し爆発させる原子力をも意味する。これは心の内では理解しようと努めているのであるが―力よ、善なるかな、悪魔なるかな。
しかし力という言葉の真の意味は、“義務、責任、説明責任”と同等である。この言葉は創造主に由来する。創造主は創造物を維持管理するために生あるものから生なきものまで如何なるものにも力を授ける。けれども恩恵を受けているにも拘わらず人間のなかには、神の行為を理解出来ない者がいる。
この不敬は授かった力の誤用をもたらす。そしていわゆる権力者によって、個人の社会的不正や個人の正当な権利の剥奪を広げ、さらに社会的不正から不平等へと繋がっていく。この傾向は有史の夜明け以来、地域社会や国家にみられる。
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