その嫌悪感はやがて娘を娘とも思わなくなり、この間、八丈島から帰って娘ではなく女として見ていた祐一は、欲望を抑えられなくなりついに暴挙に出たのだっだ。

「お父さん、やめて」

「黙れこの野郎」

「やめてー」

怖くなって恵理は泣いた。何しろ、恵理は祐一から抱き付かれ、お尻に父親の固くなった部分が当たっているのだ。初めての訳のわからない感触だ。

「お前はじっとしとけばいいんだ」と言うと一気に恵理が農作業ではいていたジャージを下にずり下げた。

「えーん」

恵理はなすすべもないのでただ泣くだけだった。怖くて逃げられないのだ。というより、固まっていた。恵理が逃げないから祐一は早い早い。

「痛い痛い!」

恵理はもちろん処女だ。男子生徒とフォークダンスのとき以外は異性と手も握ったことがない。祐一はもう、イチモツを恵理の中に入れることしか頭になかった。

「ダメ。痛い。やめてー」

泣き叫ぶ恵理。鬼畜だ。祐一は激しく腰を動かした。そして、よほど興奮したのかあっという間に恵理の中に射精した。恵理は激しい痛みで泣くしかない。

射精すると祐一は満足して、すぐに恵理を離した。祐一はただ、快感を得ただけだが、恵理は大事な処女膜が破られた。露出された内股に少量の血がツツーッと滴り落ちた。

中に射精された。恵理は性の知識がかなり少なかったが、妊娠の危険性があることだけは理解できた。

(父との間に子供ができるなんて考えられない)

そう思うと、そこにいることに耐えられない。祐一は自己満足したのですぐにステテコを上げて台所から出た。恵理は直ちにジャージを上げ泣きながら家を飛び出した。山の方に走って行った。

 

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