それから、また二週間、我慢が続いたが、ベストが仕上がったら僕だけの香子に戻る。

「丈哉さん、ジョー君のベスト出来たよ! 見て見て!」

キラキラ香子だ。

「ほう~ かっこいいな ジョーに似合いそうだ」

「丈哉さん、肩がコリコリ~ ほぐして~」

オオ~、可愛いな。

う~んと、時間をかけてほぐした。

背中がパンパン! 三十分もすると寝ている。

またまた、太ももにキス。何回も! 嬉しい、起きない。よっしゃ。

来週、二人が来る。香子はウキウキしている 僕も何故かドキドキしている。変だなー!

 

「ただいま!」圭が来た。

「ご飯は何!」

相変わらずだ。笑ってしまう。

ジョーも来た。「ただいま! 香ママ~ 来たヨ ご飯何!」

アハハハハ。二人とも同じだ。

「お帰りなさい 真鯛のネギ醬油胡麻、肉じゃが、キムチキュウリ、茶わん蒸しだよ」

ふたりとも、着替えてカンタと大騒ぎ。

三時間遊んで三人とも、クタクタ。

「先にお風呂入るぞ」

「僕も!」

「俺も!」

「おいおい三人は狭いよ」

「大丈夫! どうにかはいれるよ」

「背中、流させてよ」

嬉しい 照れるな。

三人はワイワイ言いながら、大はしゃぎ!

丈哉さん、超嬉しそう。良かった。

さぁさぁ、レモン水をたくさん作って、お昼寝の準備。毛布も洗濯していい香り~。

若い二人はサッサと上がっている。丈哉さんはゆっくり浸かっている。

風呂場から「ああ~ 気持ちいい」と声が聞こえる。満足しているな~。

三人揃って、スヤスヤ寝た。可愛いな。