7 理想経営の実践 ~共感経営と響き合う組織
理想経営の実践として、共感経営と共感し響き合う組織を推奨します。
Ⅰ. 共感経営
共感を大切にする経営は、お客様との共感や社内での共感を大切にします。この経営が必要な理由は「共感がお客様を大切にして価値を創造し、社内の結束を強め、お客様が共感で選ぶようになる」ことです。共感を大切にする経営で新しい価値を創造できます。
・「共感を大切にする経営」とは
「共感」は、「他者の感情の理解を含めて、他者の感情を共有すること」ともいわれ、理解と感情の2つの要素があるともいわれます。共感を大切にする経営は、お客様との共感や社内での共感を大切にする経営です。
・共感を大切にする経営が必要な理由
共感を大切にする経営が必要な理由は以下のようになります。
1. 人間はどうしても感情で動いてしまうものです。
2. お客様があって初めて商売が成り立ちます。
3. 共感は倫理であり、相手のためにならない施策はとれなくなります。
4. お客様が喜ぶものを生みたいという気持ちが、新しい価値を創造します。
5. 社員の共感を大切にすることで、社員に心理的安全性※5が生まれます。
6. 「製品の開発ストーリー」や「起業の思い」などでお客様に共感してもらうことが効果的です。
7. SNSで簡単に共感することと、拡散ができるようになりました。