その当時新入社員研修や店長養成勉強会を実施しておりましたので、2000年から2006年までの入社の方やその年代で店長に昇格された方は、全員今でも耳元で「ま」と言われれば真心を持って人に当たる。(誠実)と経営理念を全て即答できると確信しています。
その時は軍隊のようで嫌だなと思われたかもしれませんが、今思えば、手前味噌ですが富士山麓で実施されています管理者養成コース、別名「地獄の訓練」で有名なカリキュラムを、いち早くドラッグストアマネジメント研修に取り入れていたんです。小売業としては先見の明がありました。壇上に一人一人上げて経営理念を唱和させ、大きな声でできるまで何度も何度もやってもらう。
実はその時なぜ?と考える前に実施することは、社会において重要な要素が入っています。少々不合理であってもまずはやってみる実行力。その後納得できなければ理由を聞く。理由を聞いて納得しないとやらないの? やらない理由を見つけるの? まずはやってみようの精神はこの頃に身に付いた最強のキャリアスキルです。
その時代に店長や本部スタッフをしていた方が辞めて、他の有名ドラッグストアや日本を代表する大手調剤薬局で採用責任者や教育責任者で活躍されていることを思うと、この業界の人材輩出企業としての役割は果たしていると思います。
その礎は頭脳+経験+根性(これが一番競争優位性が高い)、頭脳ではあまり差がでませんが、1ヶ月1億円以上販売する店舗を切り盛りする経験は掛け替えのないものです。
数多くの社員やアルバイトのシフト管理や仕入れ・返品・ロス管理、様々なお客様との接客経験、クレーム対応、営業利益確保のための様々な施策実施の経験は宝物だと思います。課題解決能力が高い社員は、どこへ行っても働けると思います。
当時は、採用に関しては超売り手市場で、ドラッグストアの人気のなさと言ったら凄まじく、採用イベントでは、病院関係ブースには学生が群がって立ち見、調剤関係も学生がブースに来ていましたが、ドラッグストアは特に人気がなく閑古鳥が鳴いていました。立ち寄りやすいように、一人座ったら次の学生が来るまで話し続けていましたね。今では考えられない現象です。