まず、ワタクシ自身のことで言えば、FXをギャンブルにしてしまう「人種」だった、ということです。※念には念を入れて。ここで使っている「人種」は、身体的特徴、または社会的地位の違いを指すのではなく、その人の持つ“気質”のみを指す言葉として使っています。

そしてそれは、どんなに抗っても、変わることは出来ません。もしワタクシが、FXをイチから始めようと思った時に、今の“ワタクシ”から、そういう「人種」である、と強く諭されたら、きっとFXに手を出すことはなかったでしょう。

なので、その「人種」というものを、もっとツマビラカにしたいと思います。

まず、レバレッジのボタン。これを安易に押してしまう人。FXを教える側の人たちは、レバレッジの全開はもっての外、ルールを守って自分自身を制御せよ、と、イタイケな初心者に、警告はすると思います。

でもね。これは例えて言うなら、麻薬中毒患者に麻薬はダメと言っておきながら、その注射器をそばに置いておく感じ、ですね。これでは警告もへったくれもありません。

では。ワタクシはいったいなんの中毒なのでしょうか? それは「お金に対する気持ちに余裕がない」という中毒です。

実は、世の中の大半の人が、おそらく自分と同じだと思います。普段は自覚はないでしょう、でも、潜在的にこの感覚に陥っている人が、PCでFX のチャートを開き、その画面にレバレッジのボタンを見たならば、その指でクリックを自制するなど、絶対に不可能、ということです。

 

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