M その通りですなー。そのためにはね、少なからず四十歳以下のご婦人の皆さんが社会に出て働いている今の状態をまず、断ち切ってもらうことで家庭に入り、子育てやお年寄りの世話等家事全般に専念してくれるよう望まずにはいられないんだよな。

それによって、そのご婦人たちに対し思い切った破格とも言える異次元の経済支援をしてあげるのは当然のことであると同時に、一日も早く家庭復帰し、子どもに寄り添う毎日であってほしいもんだね。以上が、二つ目の大きな項目としての幼子が思う理想の母親であり、模範的な子育ての姿ではないか、というおいらの率直な考えを言ったが、おわかりになりましたかな。

W ああ!! 十分理解できたわよ。でもね、最後のところで言ってた経済支援、要は、異次元の経済支援ということだろうが、実際にその支援とやらを一体誰が、どんな方法でやるのかね。

M おっと!! よくそれを聞いてくれました。ここからがあんたの言っていたいい加減対策ではなくてな、少子化対策における本格的な異次元の経済支援について説明するからよく聞いているんだよ。何せ、ここからがおいらの真骨頂でもあるんで、心して聞いていてね。

W はい!! わかりました。あんたの言う真骨頂なるものを真剣に聞いてみましょう。いい加減じゃなく、異次元だよね。

M ああ!! その通りだよ。ただそのためにはね、国を始め各自治体や企業、さらに各企業で働いている女性陣を含めた四者に対して、一種の協力というか、役割を課す必要があるんだよ。この四者それぞれに課された役割を実行してもらうことが大前提になるわけで、その成否がポイントになるんだよな。

W え!! 四者に対する協力とか役割というのは、一体どういうことなの?

 

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