【前回記事を読む】焼肉もお寿司も食べられない!?  歯を失うと「これが食べたい」が「どれなら食べられる?」に変わる現実

あなたは健康ですか

病気と健康の間にあること

女性と男性では身体のつくりが違います。女性と男性の違いといえば、まず、生理です。生理は毎月出血があるだけでなく、生理の前後で身体は大きく変化しています。

生理前症候群なんて男性にはありません。筋肉量も違います。女性のような男性もいますが、一般的に男性の方が女性より筋肉があり、女性の方が筋肉がつきにくく、落ちやすい。出産も男性にはないことです。

女性は男性に比べて、「筋肉も血液も失われやすい」ことがわかると思います。でも、男性より女性の方が、ダイエットをやっている人、やったことがある人が多いですよね。

最近はやりのお手軽なダイエットや健康法は、朝ごはんの置き換えだったり、糖質制限だったり、1日1食しか食べなかったりと、カロリーに制限をかけるものがほとんどです。カロリーを制限することは、身体に入ってくる栄養素も制限をかけることになります。

そもそも女性は「筋肉も少なく、血液も失われやすい」のに、そもそも何となくあるプチ不調は栄養不足の慢性化で起こるのに、そこにカロリーに制限をかけ、入ってくる栄養に制限をかけるとどうなるでしょう?

未来の健康美人をつくるのは今!

一般的に、身体は20歳を超えると老化していくといわれています。

若い人の健康不調は、何も対策をしなければ自然と治るのではなく、歳を取ればもっと不調になるということです。

「未来の健康」は「今の健康」の積み重ねです。今、健康だからといって、将来健康不調が出てこないとも言い切れません。

若い頃、私は大人になれば、自然と色気のある美しい文字が書けるようになると思っていました。そのため、努力も練習もしていませんでした。

大人になった今、私の書く文字に色気はありません。美しくもありません。

大人の世界を垣間見せてくれた、あのゾクゾクする色気のある美しい文字を書いた当時の大人は、教養として、お作法として、美しい文字を書く練習をされていたようです。

今を積み重ねて未来ができます。今の不健康を積み重ねてしまったら……、大変大変、元気が見えてこない。