PART2 学力の上げ方
学力の上げ方
高いハードルである医学部入試ですが、一般受験では全国模試での偏差値が65はほしいところです。もちろん受験学年での偏差値であり、高校2年生対象の模試や高校1年生対象の模試の偏差値ではありません。
偏差値65があれば、私の感覚では私立大学医学部を 3 校受ければ確実に1校は1次試験に通るレベルです。
模試で一度もこの偏差値を取っていない受験生は、本番でいきなり高得点をたたき出すこともありますが、本番で実力以上を出すことは難しいので1次試験突破の可能性は低くなります。
私は、試験本番は「いつもの力の8割を出せるように」と指導しています。「何としても頑張って120%の力を出せ」という理不尽なことは口にしません。
どれだけ普段の学習にしっかり取り組み、模試を本気で受けていい偏差値を取るかが大事なのです。
受験学年の 1年間で大手の予備校(河合塾や駿台)は全国模試を数種類、数回分準備しています。
医学部受験に限ると、5月(春)、8月(夏)、10月(秋)にマーク式の模試と記述式の模試を受けるのが一般的です。
さらに国公立志望者と共通テスト型の入試を受ける人は12月の共通テスト模試を受けることになります。
当校ではこの7回の模試受験がマストになります。
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