【前回の記事を読む】父は杖をつきながら、そしてオムツをはきながらも、夜の街に行き女性と遊んでいた。「理想の生き方だ」と周りから言われ…

はじめに

朝起きて、簡単な朝食をつくり食べる。そして仕事をする。昼に弁当を食べ、仕事をする。夜は買い物に行き、料理をして食べるなど毎日が生活の基礎事項だけで終了し、気がつくとたまに独り言を言っている。

こんな人生をやっていたらダメになると心から思いました。また私には一人で暮らすことは合っていないとも理解しました。

妻や子供がいると、どこかに連れて行ったり、世話をしたり、遊んだりすることが格段に増えます。

しかし、一人でいるとすることは最低限になってしまいます。そこで再々婚を決意しました。私にとって人生のパートナーでもある妻は私の人生に絶対に必要なアイテムだと思ったのです。

次の妻を探そう。それが両親を送り出した後の私自身の終活のスタートでした。

その結果、今私は6人の子供の父親です。

最初の大学時代からの交際を経て結婚した日本人の元妻との子が3人、一番上の子供は49歳になります。それに2番目に結婚した21歳離れたフィリピン人の元妻とのハーフの子が一人。

そして3番目の31歳離れたフィリピン人の今の妻の連れ子の双子がいます。フィリピンでは、日本人と結婚する時に子供がいても、結婚に不利にならないように、自分の子を従弟の子などと噓をつき結婚する未婚の娘が多いと聞きます。

その場合には子供はフィリピンに置いたまま、毎月仕送りをするスタイルをとるようですが、私の3番目の妻は、最初に双子がいると嘘をつかずに話してくれました。