【前回の記事を読む】「本当に私でいいんですか?」「分かってないな。僕は、香子がいないと…」そう言って私に抱きつき、「今日は激しく愛しますよ」

第一章 辛い結婚

丈哉さん、帰ってきた。結果はどうだったか、聞けない。

「ただいま。ようやく終わった~。明日は香子の太ももでいっぱい、太ももすり出来る~。おかげで、うちの提案が採用されたよ」

「わぁー。良かったですね」

「さぁ、お風呂に入りましょうね」

頭をゆっくりマッサージしながらシャンプーし、体を洗った。目を閉じている、やはり酷く疲れているようだ。ベッドに入ったら、直ぐ寝た。お疲れ様。

今日は土曜日。

「おはよう」

「おはようございます」

「美味しいパンの匂いだ。お腹空いた~」

「九時間も寝ているから、お腹も空きますね」

「体も空いている~」とおっぱいを触っている。

「今日はご褒美です。一日中、丈哉さんの好きなように過ごしましょうね」

「嬉しい。その前にお腹空いた。香子食べさせて、フォークも持てない~」

「分かりました。はい、あ~ん」

「う~ん、美味しい」丈哉さん、何故か手は太ももへ。

朝食を済ませて、ソファーに移ったら横になり、疲れているのか目を閉じている。三十分すると、

「いつもの」

「は~い」

サッとシャワーに入り、丈哉さんがデザインしたテントウェアー。これまた面白い服、太ももフェチの丈哉さんが考案した服。

首から下がハワイのムームーのような、凄くたくさんのシャーリングで、丈哉さんの上半身がすっぽり入る大きさ、お昼寝タイムに使う服です。よく分からないけど、ゆっくり眠れるそうです。

上から服の中を覗くと、太ももにしがみついて寝ています。子供のように安心している。