愛犬チョコ日記

2020年4月27日「夢」

チョコが亡くなり19日経つ。

今朝は初めてチョコの夢をみた。

まだ幼かった頃のチョコ。

手の平に乗る小鳥位のチョコ、毛の色は濃いブラウン。

夢の中のチョコは私とお揃いの白地にブルーのストライプのドレスを着て

甘えん坊チョコは私に「ママ抱っこ抱っこ」とまん丸の目をして足元にいた。

2020年4月28日「旅立ち」

20日前の4月8日のお月さまの美しいスーパームーンの日チョコは逝ってしまった。

私の腕の中で最期スポイトの水を飲んだ。

もう目を開ける力もないチョコなのに、抱っこの大好きなチョコは私の腕で満足そうに静かに息をしていた。

最近は立つ事も歩く事も大変そうだった前足を摩ってあげながら……。

「チョコちゃん眠いの?」

「もうすぐパパがチョコちゃんただいまーって帰って来るからネンネしないで待っていようネ」と話しかけていた。

私が話しかけなかったらチョコの息が止まってしまいそうで怖かった。

ヤケに静かな夜だった。

急いで帰って来た夫はチョコを抱きあげて「チョコちゃんただいま。パパだよ」

するとパパに抱かれながらオシッコをした……。

それが最期だった。

その1時間ほど前の夕方、サロンのナミちゃんとカナエちゃんに交代で抱っこされ、家の周りをグルっとお散歩した。

いつもオヤツを貰ったりお泊まりしたり、可愛がって貰ったチョコ。

帰り際に「チョコちゃん又明日ね」と言う2人の声に応えようとしてか、一生懸命に目を開けようとしていたチョコ……。

2人と会えた最後だった。

私の心はチョコの死を失った悲しみというより、いつか来ると思っていた現実が今起きている事を、静かに受け止めようとした。

 

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