元日の東京駅 2013年1月23日 クッキー5才10か月
元日の午後、例のとおり、東京駅に向かって出発しました。新丸ビルの駐車場に車を入れ、行幸通りに出て振り返ると、目の前に、新装なった東京駅舎の優雅な姿が。
中央玄関部から左右に長々と延びた翼の両端に、ドーム屋根がそびえて、安定感のあるフォルム、落ち着いてシックな色合い、イイ感じです。
気づいたのは人の多さ。前2回は、行幸通りに人影はほとんどなく、クッキーにとっても、貸し切り状態でした。ところが、この日は違いました。多くの人が行き交い、人々のお目当てが駅舎であることは瞭然。
帰省の途中か、観光の途中か、キャリーバッグを引いている人も多かった。みんな、一様に駅舎を眺め、写真に収めていました。東京駅舎は、すでに観光スポットとなっているらしい。
人が多いとはいえ、駅舎の眺望を妨げるほどではない。普段だったら、人混みの中で、左右に長い駅舎全体を一望するのは、難しいでしょうね?
ライトアップされた姿も見たいので、それまでの時間を、クッキーと散歩することに。
彼女は、駅舎に興味はないでしょうからね。
松の木が思い思いの姿で佇む足に心地よい芝地広場で、例のように走り、跳び、クッキーは、長いドライブの疲れを癒やしました。
彼女の気が済むまで遊んでから、人の流れについて、広場の奥に向かいました。行き止まりの柵の向こう、20mほど先に、橋脚の2連アーチをお堀に映したクラシックな橋が見えます。これが、皇居正門へ通じる、かの名高い二重橋なんですって。
(でも、後で調べたら、本当は、2連アーチの石橋の向こうに架かっている短い鉄橋が、二重橋というのだそうです)
クッキー一家全員、初めて。で、クッキーと一緒に記念写真をパチリ。
外国人を含むたいがいの人が写真を撮っていました。
広大な広場では、無数のコーンを並べて、誘導路が準備されていました。明日は、この広場が参賀の人で埋め尽くされるのでしょう。
暮れかかった広場を後に、駅舎の方へ戻ります。
駅舎は、すでにライトアップされていました。空が暮れていくにつれて、刻々と駅舎の姿が、明るく輝いていきます。明るく浮かび上がった優雅な姿は、また、格別でした。