他方、手術には、全身麻酔のリスクが0ではない。万一トラブルがあったら? 不安は拭えません。最も頻度の高い後遺症は、“太る”こと、これは、大方が認めていることです(何%ぐらい?)。

太れば、腎臓病、糖尿病、などなど、さまざまな病気の引き金になる、これも納得。

クッキーがワクチンを接種してもらってきた獣医さんは、不要派です。癌の確率より、太るリスクの方が問題。ほとんどは太る。肥満はとてもよくない。「5%」程度が高いと言えるんですかね? もし癌になったら、そのときに避妊を含めた手術をすればよい。それでも、是非というのならば、もちろん、手術はしますよ。

トウサンは、獣医さんに共感しています。自然体がいいじゃないか。健康な体に傷を付けて、万一麻酔事故にでもあったら大変。太ってしまったら、クッキーらしさが失われてしまうし、健康面で問題が多いよ。

カアサンは、悩ましい。癌のリスクは1%だって小さい方がいいに決まってる。ワンコの癌っていうのは克服できるのかしら?

それに、現状では年に2回ほど体に変調がきて、チョットおとなしくなる。ぐうたらしていることが多い。体調の変化は、彼女にとって負担となっているかもしれない。

でも、やっぱり、全身麻酔は心配だし、肥満以外にも後遺症が現れるかもしれない。ごはんをやたらと食べたがるようになったとして、それを冷静に抑えることができるかしら? クッキーにとっても、食べたいのに貰えないのは、ストレスになるでしょう。メタボになってしまったら、彼女の軽快な走りやジャンプは、どうなるの?

というわけで、ずるずると今に至っています。