【前回の記事を読む】アバターの3Dモデルは男性アバター向け衣装を女性アバターに着せると……胸の部分がシャツから突き抜けてしまう!!
4 アバター「チセ─chise─」爆誕
「チセ─chise─」VRChat想定アバター
マーケティング施策
販売戦略・戦術
g-1:値引率=パンチ力
〝値引率による印象影響〟と〝価格設定の妥当性〟
g-2:段階的セールの事前告知
ここからは全くアテにならない胡散臭い話ゾーンです! オカルトが好きな人だけ読んでください。
私はマーケティングの権威でも! 億万長者でも! 成功したストリーマーでもないです!
あくまで個人の考えですので悪しからず……。
さて、人が物を購入する際、さまざまな理由・動機があると思います。「必要だから」「欲しいから」「便利そうだから」……etc.理由はさまざま。
その中に「どうせいつか買うなら、今買った方がお得じゃない?」があるのではと考えました。
いわゆる「セール期間を狙って買おう」というやつですね。
これはVRChatの3Dモデル市場でもよく見る光景で、「期間限定〇〇円セール!」などの文字がBOOTHやSNSで散見されます。
注目したのはこの「〇〇円」の部分。もっと言うと「〇〇%オフ」、つまり値引率についてです。
例えば、服屋さんで同じような洋服が並んでいた時、A:1000円割引と、B:3000円割引の場合どちらがお得に感じるでしょうか?
この条件だけだとBですよね。
では条件を足して、元値がA:6000円とB:9000円の時、A:2000円割引と、B:5000円割引どちらがお得に感じるでしょうか?
これもおそらくBかと思います。ですがよく考えてみてください。
ユーザーが支払う金額はA、Bどちらも4000円、つまり同じにもかかわらずユーザーに与える購買動機はBの方が大きいのです。
ここに目をつけました。
つまり「値引率=パンチ力」、値引率が高ければ高いほどユーザーに与えるインパクトは大きい! そうと決まれば購買意欲を値引率でブチ上げましょう!(過激)で、これをやるには元の値段をそれなりに上げておく必要があります。
しかし元値を上げるにはそれ相応の理由、ユーザーが納得する内容がなければいけません。が、これに関しては、チセの場合問題ないと考えていました。
なぜなら既に「肌差分」や「軽量化アバター」が同梱されている他、分業作業化による各専任のクリエイター達が手がけた高クオリティのデザインと3Dモデルになっているからです。
これだけ詰め込めば元の値段が少し高めでもユーザーの「納得感」を確保できると考えていました。