小説 小説 ファンタジー 2025.06.09 先の大戦で命を落とした小さな王国の皇太子と皇太子妃――しかし、彼らには5人の子供がいた 二十世紀のおとぎ話 【第1回】 オー・クンケー 君たちそれぞれが、“世界一強い”と思うものを探し出してきてほしい この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 「君たちそれぞれが、“世界一強い”と思うものを探し出してきてほしい」 王さまからの突然の指令にはじまった、王子と王女の強いもの探しの旅。彼らが各国を渡り歩き、辿り着いた「本当の強さ」とは――。※本記事は、オー・クンケー氏の小説『二十世紀のおとぎ話』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第6回】 春山 大樹 急に連絡が途絶えたストーカー男の様子見に、家を訪ねた。電気は点いているのに返事がない。こじ開けたドアの向こう、見えたのは… 【前回の記事を読む】ストーカー気質の男の相談で探偵事務所を訪れた。「大抵の男はこれで震えあがる」とすすめられたオプションは…林良祐の家は都心の住宅街にあった。築40年以上は経っているであろう古ぼけた2階建ての木造家屋で、周囲は塀で囲まれているが庭は非常に狭く、そこに植えているというより勝手に生い茂ったような笹が周囲からの目隠しになっていた。西側に細い路地があり、そちら側に庭の小さなゲートがあり、…
小説 『飛鳥残映』 【第2回】 讃 紫雲 【聖徳太子】生まれながら伝説に包まれていた。早くに言葉を発したというが、その聡明さ故に女王から複雑な気持ちを抱かれ… 【前回の記事を読む】【聖徳太子】昼過ぎにあえなく亡くなった愛しき人。その死を知り、太子は「我も共に逝きたい」と静かにつぶやき…太子の臥せている寝所に入り控えていると、そのうち厩戸太子が静かに眼を開くと田村王子を傍に近づけて、「熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)を汝に託したい」と一言つぶやくと、しばし中空を見つめた後また眼を閉じた。熊凝精舎とは太子が釈迦の祇園精舎にならって額田部の地に創建を進めていた…