4)当初からのDCC(https://www.nmra.org/dcc-working-group)化製品、サウンドモジュールが搭載されている機種が増えています。必要最低限の規格は守られていますが実配線は各社各様です。

加えて無線仕様が搭載されていると蒸機ならばテンダーまでも回路で一杯になっています。この車輛でトラブルが発生すると自分で復帰させるのは単純なリード線の断線くらいでほとんど手出しできないほどです。USAのMTH社やAthearn社、Broadway Limited社などが代表的です。

5)NMRA 規格(https://www.nmra.org/index-nmra-standards-and-recommendedpractices)ここに規格の詳細と、利用メーカー一覧が掲載されています。国内でもDCCを専門に扱う熊田貿易など代理店がありますので相談すると良いでしょう。

そうです、海外製の修復でもっとも困難なのは不具合箇所がわかっても交換部品がまず入手できないことが最大のネックとなるのです。

DCC化された車輛ではHO/Nゲージに拘らず専用のデコーダを用いる製品が多く、既存のアナログDCと併用して用いるにはデリケートな機能なので国内調達は貧弱となり海外の代理店から入手するなどの手立てが必要となります。

次回更新は6月8日(日)、18時の予定です。

 

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