しかし、とにかく高齢者の入り口までたどり着けたのですから、まずはここまでは大成功だったといえますね。
人生の半ばで交通事故や病気で倒れてしまい、意に反して死んでしまった方も多数います。人間は生き物だから仕方がないといえば仕方がないことですが、今この本を手に取っている方はそれなりに運良く高齢者といえる還暦までたどり着けた方であることは間違いありません。
この「運が良かった方々」が、ここから最後の生き方をする人生の本番に入るわけです。
人生100年時代の幕開けです。
50歳頃から計画をして60歳の還暦から準備を行い、70歳の古希になったら起業して、80歳の傘寿で円熟を迎え、卒寿の90歳からは名人と呼ばれ、そして百寿(ももじゅ)を迎えたら国宝(酷放)といわれ、それからゆっくりと閻魔大王様の前に差し出すものを整理するのがいいですね。
人生後ほど面白く、味が出るのはこれからが本番です。出し殻になるまで楽しもうではありませんか。
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