カスタマイズ
1、ユーザーはUnityをはじめとした「VRCSDK」(アップロードのためのプログラム)に対応したソフトを使用して、アバターやワールドをVRChatにアップロードできる。
2、ユーザーはUnity上でアバター(3Dモデル)の大きさや肌や髪の色の変更、衣装(3Dモデル)の組み替えができる。
3、ただし、細かい造形の変更(モデリング注5やウェイト調整など)や、カスタマイズ素材(テクスチャ(画像)素材など)の制作はUnityでは行えない(別途ソフトや参照素材が必要)。
4、ユーザーはUnity上で、VRChat上で行う拡張アクション(アイテムの出し入れや姿勢制御など)のためのプログラムやアニメーションの作成が行える。
5、ワールド制作に関してもおおよそ同じ要領で制作やカスタマイズが行えるが、アバターと違い、ワールド内でアクションを起こすギミック作成には独自の拡張プログラムが必要だったりと、ミクロな部分で差異がある。
ここまで読んでても、読んでなくても薄々察しているかと思いますが……。難しいですよね。
アバターの見た目の簡単なカスタマイズ(コーディネート)をするだけでも、「購入」「Unity調整」「アップロード」を行わなければならず、特にUnityの操作はある程度の勉強や情報探しを行わなければならないため、多くの完全新規ユーザーは「???」な状況になると考えられます。
ただ逆に言えば、前述内容を行えるユーザーにとっては自由度が高い環境とも言えます。
注1 VRChat:VRヘッドマウントディスプレイやPCを利用して、ユーザー同士が3D空間上で交流できるソーシャルVRプラットフォーム。
注2 M3:東京で開催されている音源作品の即売会イベント。
注3 アバター:VRChatにおけるアバターは、ゲーム内・仮想現実(VR)空間内で、ユーザーの外観に相当する3Dモデル全般を指します。
注4 Unity:ゲーム開発を中心に、主に3Dおよび2Dコンテンツを作成するためのクロスプラットフォーム開発エンジン。
注5 モデリング:3D(3次元)または2D(平面)のオブジェクトをデジタル空間上で形成する手法、または作業の総称。
次回更新は5月30日(金)、8時の予定です。
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