【前回記事を読む】町長から役場全職員宛に「元気発進」メール:霞が関に研修。皆さん、様々なことを試みていますね。中川町も負けたくないですね。
元気発進Ⅰ 00/11/20−01/03/27
作成中メール:元気発進 21号
送信者:永吉 大洋
宛先:《中川町役場》
作成中:00/12/21 午後7:34
議会ぼけと言うのでしょうか、答弁疲れと言うのでしょうか、あるいは飲み疲れと言うのでしょうか(笑)、議会開会中の昨日までとは打って変わって、緊張感に欠けた一日でした。
議会対策に、夜遅くまで、また休日も返上して、頑張ってくださった皆さんに、厚くお礼申し上げます。
年末を迎え、多くの町外の方が挨拶に見えます。当然、民間の方です。忙しいときには、いささか迷惑に思うこともありますが、できるだけ私も立って応対をしています。
かつて私が民間にいたとき、挨拶に伺って座ったまま対応されると、実にいやなものでした。民と民の間では、あまりそんなことはありません。民と官の間で、ときたまそういうケースがあります。
公務員というのは、あまり他人に頭を下げることは少なくて、下げられることが多いものです。そこで自分の人間性にみんなが頭を下げている……なんて、恐ろしい勘違いが始まるわけですが、相手が下げているのは自分ではなくて、自分の後ろにあるもの、つまり権力なのですね。
自分に権力など、何もない……と思う人もいるかも知れませんが、あるのですね、立派な権力が。だから19、20歳の若い職員に5、60歳代、あるいは70歳を超えた人生の大先輩が、ペコペコ頭を下げるのです。
状況にもよりますが、基本的には挨拶を受けるときは自分も立つ、話が続くときは相手に椅子を勧める、こういう姿勢が大切だと思います。当然、皆さんは実行していることと思いますが。
公務員だからこそ、そういう姿勢をしっかり持ち続けたいものです。今、東京にいる次男から電話があって、「森の学校」2001冬(森学 2001冬)の記事が、今日の朝日新聞の夕刊に掲載されていると知らせてきました。
北海道中川町の文字を見たときは、“びっくりした” そうです(笑)。冬も、多くの受講生が来てくださると良いですね。