我々は基礎に帰りましょう。
生物の基礎は「自分の生存は自分で守る」です。
人間は地球上生命体の一種です。他の生命体には個性があります。適正な生存戦略があります。
人間にも地球上生命体としての普遍的な個性と生存戦略があります。それを知りましょう。己を生物として正しく認識しましょう。
その上で現代社会にアレンジされた生存戦略を実行しましょう。自分の生活を永続的に守れる知識を得ましょう。テクニックを身につけましょう。正しい生活とは何か知りましょう。自分と家族と友人達の人生を自分で守りましょう。
社会で頑張って活躍しても、死ぬ気で出世しても無駄です。僕らの知らない金持ちや株主や政治家が彼らのエゴで命令を出します。そして社会は凄いスピードで変わってしまいます。その変化の中で自分の優位性を維持するのは不可能です。
僕が生物に帰ろうと提言するのには、幾つかの訳があります。
一つは現在の常識の間違いを見抜く起点としての役割があるからです。常識の間違いを見抜くためです。
もう一つは平等性のためです。
ある人が人間は平等性を心に定着させるのは難しい、と言っていました。
何故ならば、概して自立心の強い人は他者への配慮がかけて、逆に他人に配慮できる人は依存心が強い傾向があるからです。 確かに、お互いに中々個性が違います。
ですので、両者の共通項を探した結果、生物というアイデンティティーになりました。
生物は毎日生存の課題の中で生きていきます。
この視座から見ると、自立心の強い人、感謝できる人の両方に生存の苦労があります。
さらに視座を広げると、男性、女性、赤ちゃん、幼児、少年少女、青年、中高年男女、海外の人々、他の地球上生物、全てに生存の苦労があります。
我々はみな生存の苦労をもつ兄弟だ、と思えます。
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