なお、本書における簿記の仕訳表現は、上段を「借方」、下段を「貸方」として整理しています。
本書の構成は以下の通りです。
第1章「経営の本質」では、「経営」とは何かを「立替金の視点」から再定義し、成功する経営のキーポイントや経営者の役割と責任について考察します。
第2章「利益の本質」では、「利益」とは何かを「立替金の視点」から解説し、ビジネスの分析や戦略策定における具体的な指針を提供します。
第3章「貸借対照表と損益計算書の解釈」では、「貸借対照表」と「損益計算書」を「立替金の視点」から理解し、企業経営に必要不可欠な資金繰りと、自社状況を把握する能力を養います。
第4章「資金流入額」と「資金流出額」の把握では、決算書を通じて資金の動きを具体的に算出する方法をお伝えします。
第5章「経営計画の作成」では、前章の理解を踏まえ、「経営計画売上高」から「経営計画損益計算書」の作成、「資金流入額」と「資金流出額」の把握から、必要調達資金を明確にし「経営計画貸借対照表」を作成する方法をお伝えします。
第6章「会計ソフト」に「経営計画」データを入力では、「経営計画」の予測仕訳データを会計ソフトに入力する手順をお伝えします。「会計ソフト」の活用を強くお勧めします。
第7章「借入金の真実」では、「立替金の視点」が弱いことにより誤った経営判断が発生する可能性をお伝えし、そこから見える「借入金」との付き合い方をお伝えします。
各章の理解と実践により、自信をもって経営に取り組み、従業員、供給者、そして、融資者の信頼と協力を得、あなたの事業が発展することを目標としております。
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