絵本・漫画 児童書 絵本 エンタメ 2025.04.06 大人たちは戒めに縛られて動こうとしない。だったらぼくたちでやるしかない。このままじゃみんな飢えて… エッグん 大いなる邂逅そして旅立ち 【第4回】 堀川 恭利 飛んで! 跳ねて! 戦う! この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 少年たちは、卵の妖精・エッグんとともに、村の危機を救うべく新世界へと旅に出る――※本記事は、堀川 恭利氏の書籍『エッグん 大いなる邂逅そして旅立ち』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】99人、今まで森のサクを越えた人は誰も戻ってこなかった。だが100人目となる彼らにはエッグんがいる―。 エッグん 大いなる邂逅そして旅立ち 写真を拡大 写真を拡大
小説 『春のピエタ』 【第18回】 村田 歩 私の妹は、5年前に殺された。高校二年生だった。自宅のすぐ傍で車の中に引きずり込まれて、河川敷まで連れて行かれ… 「早い時間ならお客さんはいないと思ってたのに、本当にすみません」「ああ、いいのよ。若旦那は特別なの。昼の三時には仕事終わっちゃう人だから。それにわたしのお客じゃないしね」意外に屈託のない話し方であたしに座るように促すと、自分も隣に座り、長い手を伸ばした。「ちょっと、あそこの神林さんのバランタインで一杯作って」バーテンの男性に命令する。こういうお店は経営者の次に偉いのはホステスさんなのだろうか。佳…
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』 【第7回】 松村 勝正 「主人の体にふれる機会も少ない。私はただの同居人…」新婚生活を友人に打ち明けた 【前回の記事を読む】「誰、どうして」…壁一つ隔てた夫の部屋から、かすかに女性の声が聞こえた夜。美代子は約束の時間、十一時より少し早めに自由が丘駅に着いたので、ロータリーをぐるりと一周してから以前にも覗いたことがある、ブティックのショーウインドウの前に立っていた。今年の秋、冬物のはやりの色は何だろうと、マネキンが着ているワンピースに目が留まった。“今年もブドウ色か”と独り言を言いながら、丁度二年前…