第3章 あなたに必要な補助金

2店舗目を出すネイルサロン経営者 (創業助成金)

今後の戦略

そもそもネイルサロン目的のお客様はエステ目的できていないので、お客様の潜在的なニーズを掘り起こし、今まで取り込めなかった顧客層を取り込むことができるようになります。

この戦略が成功した場合、3店舗目、4店舗目も美容関連の業種を多店舗展開することができるようになります。

使える補助金

今回のケースの場合、東京都中小企業振興公社が募集している、創業助成金が活用できます。

創業5年未満の東京都内の事業者が対象となります。

この補助金の特徴は何と言っても「家賃と人件費」が補助対象経費になることです。

家賃と人件費が補助対象にできる補助金は非常に希少です。

なにより、店舗を運営する事業者は必ず必要になる経費ですので、もし採択されれば補助金の分だけ、コストを下げることができます。

2年間で補助金が最大300万円もらえるので、家賃が月30万円ほどの店舗を借りる予定があれば、満額受け取ることができます。

非常に魅力的な補助金なのですが、その分倍率も高いです。

地域の市場調査を入念に行い、売り上げが相当見込める戦略的な計画を提案することが採択のカギになります。