家相の吉凶を判断するための手順
家の吉凶を判断するためには、まずは「家」の形を知らなければいけません。では「家」とは、どこまでが家なのか。
それは内側から鍵がかけられる範囲です。家とは住んでいる人の気が保たれる空間であり、これを「保気(ほき)」と言います。ですので、ベランダやテラス、玄関のポーチといった部分は家の外になります。
自分の家の形が分かったら、次に太極と呼ばれる家の中心を割り出します。家が正方形や長方形の場合は、図①のように、対角線の交わった点が中心です。
張りや欠けがある場合は対角線を引く箇所が変わってきます。基本的には図②のように、張っている場所の面積で欠けている場所の面積が埋めわせられる場所に基線を引き、その対角線の交点で中心を出します。
ただし条件があり、図③のように張りが一辺の3分の1以下の場合は、その部分は除いて中心を出します。また図④のように欠けが一辺の3分の1以下の場合は、その欠けはないものとして中心を出します。
家の中心が分かったら、次は方位を割り出します。方位は北を基準に考えますが、この北には2種類あります。地図上の北である真北(しんぽく)と磁石の北である磁北(じほく)です。