母 故郷

人 一言でいえば

母 郷里となる

母が生んでくれたから在る

郷里 人の出発点

郷里を離れて思う有難さ

人何れ郷里を指向する

山 河 空

人生の合言葉

ここまで生きて

ここまで生きて

誰もがそうだろう

振り返りもせずに生きてきた

今ここに立ち 何を思う

無我夢中で生きてきた

気が付いたら 今の存在

さてここからどうする

世に動かされ ここまで来た

今さら生き方を変えることもできない

特別意識せず今までどおり

生きていく

相変わらず

【前回の記事を読む】【詩集】「ラーメン」など幼き日々が今につながる六篇

 

【イチオシ記事】突然の交通事故で意識不明の重体。目覚めると以前の面影が無いほど変わり果てた姿で…

【注目記事】「誰、どうして」…壁一つ隔てた部屋からかすかに女性の声が聞こえた夜