迫り来る大地震・津波の「前兆」はここまで把握可能になった!

―地震予知の「絶望」と「希望」―

必ず来る大地震・津波それまでにお読みください

はじめに

地震国日本に住んでいる以上、地震から逃れることはできないが、事前にその「前兆」をキャッチできれば、「突然」のあの恐怖感と最悪の事態をかなり回避することができるのに、と誰しも思うのではなかろうか!

地震の予知はできますか?

「地震の予知はできますか?」と言う質問に、気象庁はその HPで『(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6~7の地震が発生する位の精度で予測できなければならない」が、「現在の科学的知見ではこのような確度の高い予測は難しい。

従って日時と場所を特定した地震予知の情報は「デマ」と考えて、心配する必要はありません。』(1)と答えている。

「心配ない」と言われても次の地震は確実に、そして「突然」襲ってくる。この「突然」を回避するために、1880年(明治13年)の「日本地震学会」設立以来、140年に及ぶ官学挙げての「地震予知」研究の努力が続けられて来た。

しかし、関東大震災は勿論、阪神・淡路大震災、東日本大震災でも「地震予知」の研究はその役割を果たすことはできなかった。