俳句・短歌 短歌 自由律 2020.08.08 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第2回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 母と娘の葛藤誰も通る途 母という観音菩薩我にあり 母親の鶴の一声右向け右
エッセイ 『親子すごろく』 【第3回】 朝丘 大介 認知症の母は、愛犬を玄関のドアノブにつないだことを忘れ、テレビに夢中になっていた。その間に愛犬の首には… 【前回の記事を読む】父は肺がん、母は認知症。2人を介護する僕には脳の障がいがあって、医師からは就職はまだ早いと言われている。そんな小説も以前飼っていた犬が死んでから書けなくなった。ほんの二か月前まではミルティという大人しいシェルティーがいたが、ミルティは死んだ。それも腑(ふ)に落ちない死にかたで。月に一度、東京の医大病院へ通院する日だった。ミルティを母に預けて病院へ行った。父はがん研に入院してい…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第175回】 時亘 一肇 「一緒の時間が一番幸せ♥」―ラブラブ浮気相手と旅行中の夫。衝動的に「訴えるぞ」とメールしてしまい… 【前回記事を読む】さっきまで浮気相手とホテルにいたらしい夫。私に電話をかけてきて「電車を乗り過ごしたから、隣駅まで迎えにきて」孝雄にメールを……。〈いつも気を遣わせてばかりで、すみません――〉――お義母さんが亡くなって、ある程度の片付けが終わろうとしている今頃になって、何か自分の心の中に、今までにない何かが……。今まではいつも、イライラしたり、怒ったりしていた孝雄さんから、ちょっとでも気持ちを逸…