エッセイ 書道 詩画集 2024.08.11 「からたちの花が咲いたよ。白い白い花が咲いたよ。」(北原白秋)他…書家による作品集『今を大切に 君の人生だよ』より 【前回の記事を読む】「ふるさとは遠きにありて思ふもの」他…書家による作品集『今を大切に 君の人生だよ』より 【イチオシ記事】修学旅行の入浴は拷問…「男子の前で裸の方がまだマシ」 【注目記事】事故死なんかじゃない…姉の自殺を確信した「授業ノートの殴り書き」
小説 『東京フェイクLove♡』 【第3回】 川田 レイ 「今度一緒に行きませんか?」施術後、ハイスぺイケメンセラピストからデートの誘い。こんな超年上の私を…? 【前回の記事を読む】下着を脱ぐことは考えてなかった…身体を重ねるような体位もあり、まるで恋人から受ける親密な密着マッサージだった。「パラダイスアロマの仕事が、本業なんですか?」「いいえ、大学院を卒業したばかりで、4月から都内の外資系IT企業にITエンジニアとして、就職する予定です」「はあ、凄い。大学院卒業の理系でITエンジニアさんになるんだ……」「はい。でもここも副業として、当分勤める予定ですの…
小説 『大王の密使』 【第9回】 都丸 幸泰 「あの娘は並みの娘じゃない。師匠と十年も剣の修行をしている。剣を投げ返されなかっただけでも命拾いをしたな」 【前回の記事を読む】「おれは宴には用無しだ。」「ほら、飲んで機嫌を直せ。」 腐る大犬と諭す老剣。英子様と我々では身分違いも甚だしく――前野主は門を出た一行が、道の彼方で姿を消すまで見送っている。やがて、門が閉じられた。母屋に戻った前野主を男が待っている。「出たか」前野主は頷いた。物部仁人は笑う。「東国は、昔から物部の地だ。まだまだ、物部の味方もいる」「私どもも、大連様の御恩は忘れておりません」東…