⑤業務の専門性
*それなりの技術は必ず持っていてほしい。募集しても申込がない場合に「無資格可」としないでほしい。
*資格のない方は、設置として業務を担わないでほしい。
*少し手話がわかる非正規の職員が間違えた対応をしてしまったこともある。あいさつ程度ができるだけで手話ができるというような認識は困る。
*専門職としての雇用を! 士なのか者なのか奉仕員なのか、利用者の立場にたった判断がほしい。
*記者会見の対応もあり高度な技術が必要である。手話通訳士の資格が必要だと思う。
*設置通訳者の技術向上が必須であると考える。
*ケースワーク等の相談対応・支援の専門性が必要だということを制度上も、職場でも認識されることが大事。
*設置通訳者がソーシャルワーカー的な働きをせざるを得ない状況がある。現状でソーシャルワーカー有資格でかつ手話通訳資格を求めることは難しい。この環境をどう整えていくか。
*設置通訳者は、通訳技術のみならず、相談技術やいろいろな知識が必要となってくる。他の専門職はそれぞれ研修があるが、手話通訳者の研修は少ないと思う。
*設置通訳者の専門性研修の場を増やし、専門職として認められるようになってほしい。
*相談支援に関する知識・経験や講座運営など設置の業務を行うための養成カリキュラムも必要だ。
*設置通訳の専門職としての位置づけを、国から全国の自治体に通達してほしい。
【前回の記事を読む】【コンテスト大賞特集】「設置通訳者」は長時間勤務で休日も仕事といった状態になりやすく精神的な負担も重くなりがち
次回更新は6月20日(木)、10時の予定です。