*昼間に活動できる登録通訳者が少ないので、自ら出かけると設置場所での通訳がおろそかになる。
*市長などの会見の通訳も設置が担当しているので、通常業務のほかに業務量がふえ負担が大きい。
*市障害福祉課に設置され、申請等の手続きや他の課に同行するが、通訳業務の域を出ない。
*夜間、休日も携帯を持たされて、呼び出しに応じて通訳に行く地域もある。このような地域では後継者が育たない。
*設置通訳者には、保健師や相談員が聴覚障害者宅へ訪問する際の同行通訳も必要なのではと思う。
*さまざまな理由で通訳者設置場所へ来られない聴覚障害者宅へ訪問し、情報提供ができるようになるといいのでは。
*設置通訳者は障害福祉課の業務しかできない。市長の記者会見の手話通訳や住民に発信する情報(HP等)の手話通訳・翻訳も課を超えて柔軟にできるよう条件整備を構じてほしい。
*本市の設置は正規職員で自由度も高いため、庁外通訳はもちろん、家庭訪問しての支援などもできる。
*専門職でありながら正規職員ではないため、主体的に動くことができずストレスである。
*業務が通訳だけではない。職員としての対応や意見が求められるので、ある程度は教育を受けたい。
*設置されている側としては、もっと自分の技術を上げるための研修や打ち合わせの機会がほしい。
*設置通訳者の技術やコーディネート力等研修を受ける機会が保障されていない。
*「手話通訳のできる事務員」として雇われ他の事務仕事もあるが、通訳業務・相談業務優先という職場の理解がある。