① 神の敵として、すなわちサタンの支配下にとらわれていた全人類の原罪が、御子キリストの十字架の死によって赦され、神と和解させられた(過去形・第1の義)ので、

② 今、和解させられている(現在完了形)全人類は、誰であってもイエス・キリストへの信仰を持つ(人の側の必須条件)なら、よみがえった彼のいのちによって救われる(未来形・第2の義に認められる)のです。

③ ここでキリスト教そのものへの誤解として、〔神と和解させられた(過去形・第1の義)〕を、〔自分の信仰の義(神様との霊的関係性が成立した)としている〕教理解釈の勘違いによって、幼児性から抜けられません。それはまだ、「信じること」の内容が〔十字架(罪の赦しの関係性だけ)に留まっている〕からです。

 「Ⅰテモ」2:5 神は唯一であり、神と人々との間の仲介者もまた唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。2:6 キリストは、すべての人の贖いの身代金として、ご自身を差し出しました。これが時至って証しされたことです(著者注:全人類が第一の義にされている)。

 「Ⅱペテ」3:9 主は約束について、ある者が怠慢であると考えるように、怠慢な方ではなく、私たちに対して寛容であり、一人でも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めるようにと願っておられます。

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