エッセイ 小説 詩 せつなさ 恋 2024.04.10 黒いカーテンの隙間から 透き通った明るい光と緑 そしてきらきらの雨 雨降り 月曜日と雨が重なると どうしようもなく。 まるで入り口のない遊園地みたいに。 すべてをきれいに洗って。 すべてをごちゃごちゃに流して。 でもぽつぽつの雨。 そんなことはできません。
評論 『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』 【第10回】 児井 正臣 壊滅的な被害が予想される東京直下型地震。関東大震災以降100年近く、都内では震度6弱以上の地震は発生していないが... 【前回の記事を読む】無理に人が住んでしまった?100万都市を形成するための地形的条件を満たしていない広島。洪水はある程度予想ができるので事前避難などを行うことによって少しでも被害を少なくすることはできるが、地震は突然やって来る。またその被害も、建物や設備の崩壊だけでなく、津波や火災など広範に及び、さらに電気・ガス・通信・交通機関などのインフラが長期に使えず、復旧にかなりの日時を要することが予想さ…
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[新連載記念ピックアップ]』 【第6回】 武 きき 「しばらく、男性はいいの」しかしカフェで出会った男性と偶然の七度目の再会。本当に縁があるのかな... 【前回記事を読む】「何! ナンパ?」夫と離婚してから八か月。カフェでこちらを見てきた男性が急に声をかけてきて...ぶらぶら一時間ぐらいして、地下の惣菜コーナーでサラダを見ていて同じ物に手が伸びた人がいた……「えぇ! 何で」と口が開いた。彼も口が開いている。二人して笑ってしまった。偶然でもお互い驚いた。「お夕飯一人ですか」「えぇ……」しまった!「縁が有るようですね。一緒に夕食どうですか」「そうです…