以後日本一周の旅においての宿泊場選びにおいて、大浴場がある事を最優先事項とした。入浴洗濯後にホテルを出ると、懐かしいトミさんと再会して、そのまま中華屋で飲みながら昔話に花を咲かせた。
思えばトミさんを介して名古屋の自転車チームであるTeam Maru Veroに加えて頂き、毎年チームの方々との交流が続いている事を思うと、人との出会いとはまか不思議なものだと、思わずにはいられない。
そして明日は、ホテルにトミさん始めMaru Veroの皆さんが迎えに来てくれて、名古屋にある愛知県庁から、木曽川を渡って桑名から津までの長い区間行程をサポートして頂けるとの事で、安心して眠りに落ちたのだった。
3月5日（土）8日目 三河安城 名古屋 愛知県庁 桑名 四日市 鈴鹿 津
走行距離 122.5km/STAGE 累計距離 809.0km/総累計距離（8日目）809.0km
朝ホテルの外へ出ると、既に昨夜飲んだトミさん始め、久々のシバクニさんやケンスケさんも駆け付けてくれて、三河安城駅前から愛知県庁に向けてスタート。
途中Asabaさんと組長が合流するサプライズもあって、すぐに道端にてフラッグへの記入をお願いしながら、トミさん先導で、どこか見覚えのある風景を眺めながら進むと、やがて繁華街に出ればそこは愛知県庁であった。
正面入口にはシュガーさん、おやすみさんに五右衛門さんが、そして後からbuzzさんとどりちょんも現れて、Team Maru Veroの主要メンバーが県庁前に勢揃いする事となった。
ここでフラッグの記入や写真撮影もしてもらった後に、名城公園内のテラスで名古屋名物のあんかけスパゲティを食べながら暫し談笑、楽しいひと時を過ごす。
ここから今日の目的地である津まではまだ結構な距離が残っており、正直愛知県庁の場所がこれ程北部にあるとは思わず、ちょっと距離計算を誤ってしまった事に気付く。だが、ここからシバクニさんと組長に五右衛門さんがエスコートしてくれて、走りやすいルートで名古屋市街地を抜けて木曽川までお見送りをして頂き、この後は五右衛門さんと2人で四日市を目指しながら、ハローワークの活動詳細をヒアリングする。
徐々に風が強くなり雲行きが怪しくなってきた15時位に五右衛門さんとお別れし、実にここまで100km近く一緒に走ってくれたMaru Veroのメンバーに心から感謝しながら、1人で向かい風を受けながら四日市へ到着後、K6で海岸線沿いに白子経由で津を目指すルートをチョイスすると追い風に変わり、このルートは大正解であった。
【前回の記事を読む】静岡は自転車が走りにくい!? 主要国道ほぼ全域で自転車通行不可って本当？
次回更新は3月24日（日）、8時の予定です。
