絵本・漫画 絵本 図書室 幼稚園 2023.12.14 絵本の読み聞かせにおすすめはこれ!ある幼稚園の図書室からの記録 ことばをあつめて 【第1回】 佐藤 聖子 絵本には、人と世界をつなぐ力がある この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 その時々によってぴったりの絵本が分かる、国語教師による絵本選びの参考書。子どもたちの反応や図書室だよりをもとに、読み聞かせ絵本の選び方や、実際に「おはなし会」でピックアップした1年間分の絵本リストを掲載。※本記事は、佐藤 聖子氏の書籍『ことばをあつめて』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 幼稚園の図書室がはじまった 図書室はこんな招待状からはじまった。 みんな来てくれるかなあ。
小説 『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』 【最終回】 須賀 渚 彼女はひとりで逝ってしまった――。危篤になる前に「会いたい人はいないか」と看護師が聞いたそうだが、彼女は… 【前回記事を読む】「私、ここに自分のお墓を買ったの」と話し出す彼女。「身寄りがないから…ほんとはあなたのそばにいたいけど、許されないわ」扉が開いて、以前にも会ったことのある婦長が現れて「面会室」と書かれた部屋に案内された。向かい合わせの椅子があり、座るようにと手で示した。向かいに腰を下ろした婦長は、低い穏やかな声で話し始めた。年末の風邪の症状から高熱を出し、さまざまな治療が試みられたが、免疫力が…
小説 『因果』 【第8回】 愉怪屋 編 「死にかけの野良猫引き取るのに、金払えはないんじゃないの?」ケージを足蹴にして、男は保護団体のスタッフに噛みついた。 【前回の記事を読む】 「エア、猫?」――猫が好き。保護猫活動も金銭的に援助してきた。でも、事情があって自分では飼えない。そんな私が勧められたのは…たっぷりと愛情を注がれたソウル・キャットは、飼い主が生を終える際、共に成仏することができる。まれに愛情が足りず、再び彷徨える魂となってしまう場合もあると聞いていた月子にとって、もなかと一緒に旅立てることは心からの喜びであった。「今日もどなたかに、猫ちゃ…