終わりにしたい日 ――離婚後――
ご近所は見ていた
離婚前住んでいたご近所におひとりで住んでいるお年寄りがいた。
いろいろアドバイスしてくれました。
庭木に虫が発生しているとか、庭の照明、夜もったいないとか(タイマーで設定でしたが)、
昨夜誰と誰が帰りが遅かったとか、冬支度の準備をした方がいいとか。
いつ、どこから見ているのかちょっと怖い。
最初の頃、姿が見えると避けていたけれど。
一人暮らしが寂しいのだろうと思い直し、話すようになりました。
私も離婚して、ひとりで年を取ったらこんな感じになるんだろうな絶対。
追伸
そのご近所のお年寄りに「最近旦那帰ってこないね」と言われた時、
明日にはこの家を出ようと決心がつきました。
感謝。
依存症
入院時、ブランド依存症で親のクレジットカードで買いあさり、
親に殴られたと話してくれた女性。
私はたばこ依存症と、精神科の薬依存症。
薬を飲んでも楽になれない時、看護師さんに薬をもらいに行く。
看護師さんに、次は夜まで出せません、我慢しなさいと言われる。
10分もしないうちに窓口に行く。
自分の子供位の年齢の看護師さんに断られ慰められる。
追伸
退院してから、依存症が再発。
今度はジュエリーを買いあさった。
依存症は買うまでが楽しい。手に入ると興味はなくなる。
見つからないように押し入れへ投げ込んだ。
離婚が決まり、家を出る荷造りの時、押し入れを開けるのが怖かった。