【前回の記事を読む】本当に幸せな人というのは「富」「名声」「美」はあまり重要ではないと気付いた人

Chapter 01　キャリアを「天職」にする

～経験を重ねることが人生戦略の第一歩～

②「キャリア」を重ねる

まず、①「将来の理想像」を描く、「キャリアビジョン」という、②そのための計画を立てる、「キャリアプラン」という、③さらに「キャリアアップ」する、「キャリアデザイン」という、④路線変更し、未経験の業界や職種へと広げていく、「キャリアチェンジ」という。このプロセスの通り、銀行員からスタートして「キャリア」を広げていった。

 

◎「キャリア」を積み重ねて、しごとを「天職」にする

しごとに没頭できればいろいろな自分の能力が開眼する。周囲も認めるようになる→人生も充実し、新たな人脈もできる→「その場、その場で咲く」目の前のしごとを好きになるように全力投球する→仮に左遷人事や一時的に収入が減ったとしても、夢中になれるしごとを「天職」にすることだ。地位はいずれなくなるが、しごとを「天職」にすると、一生充実した人生を送ることができる。ここで銀行時代を振り返って見よう。

③銀行員の価値観を変える

テレビ番組「半沢直樹」で銀行員の倍返しが大きな話題になった。わたしも、まさしく、倍返し「マイナスをプラスに変えてやる」という発想だ。まわりからの攻撃には「銀行員の価値観を変えてやる」と自分を刺激してやってきた。