③監視じゃない、関心を持つ
パートナーを大切にし、尊敬することは、多くのパパは重要なことだと理解していると思います。大事なことは、その理解を行動で示し、相手に伝わっている状態にすることです。
ポイントは相手に関心を持つこと。決して相手を知り尽くそうと思ってはいけません。相手を知り尽くそうとすればするほど、相手を束縛し、コントロール、支配した気になってしまいます。個人的な感覚ですが、パートナーの携帯電話を覗き、インターネットで何を検索しているのか、LINEで誰と繋がっているのかなどを詮索しているカップルは長続きしない印象があります。大切なことは、
相手の全てを知り尽くそうと思わず、"相手の関心に関心を持つ"です。
例えば、見慣れない靴を玄関で見つけた場合、その靴のメーカーや、サイズ、色など、靴のスペックについて事細かに知る必要はありません。大切なことは、新しい靴を購入したママの理由や動機など、行動の背景や思いについて関心を持つことが大切です。
関心を持っていることを、手っ取り早く伝える方法は、相手の変化に気づき、それを言葉に出すことです。
「新しいネイルになったね」
「いつもと違うカバンだね」などが良い例です。
相手の変化に気づくポイントは、何と言っても「顔」。体調や機嫌、疲労などは、顔の表情に表れます。時に見過ごしてしまうかもしれませんが、表情の奥底にある心と体の変化にセンサーを働かせたいところです。
「最近、ちょっと疲れ気味?」
こんなさりげない一言は、男性、女性問わず喜ぶのではないでしょうか。いつも私を見てくれているという、承認欲求をしっかり満たしてくれます。
顔の次が、「衣食住」の「衣」と「食」です。服装、髪型など身に着けている「衣」や食べ物、飲み物の「食」は、毎日の行動ですので、ちゃんと見ていると、変化が分かりやすい。
大切なことは、
「彼女にとってのホットな話題は何なのか?」
を意識すること。相手の関心に関心を持つ意識だけで、ママの機嫌は爆上がりです。