2011年1月の『フロンティア イン マイクロバイオロジー誌』に掲載された論文がズバリ問題点を指摘した。つい最近まで世の中に広く提供されていた生物学的製造物で、ネズミの細胞に関係するものの内の一つがワクチンであり、特に抗ウイルスワクチンがある。
マウス白血病ウイルスの粒子がワクチン製造に使われるネズミの細胞で育成するウイルス群の内部に存在しており、そのウイルスがワクチン接種によって人間に感染していった可能性がある。10私たちが医学学界において嫌われている理由がこれで分かるだろう。
研究室で科学者が数十年前にとんでもない失敗をしでかして、人類の生命を危険にさらした可能性があるのではないか? 私たちの研究結果はその可能性を示唆している。
私たちの研究が古傷を開き、不都合な疑問を投げかけていることが明らかになった途端、私たちを葬り去ろうとするかつてない狂ったようなキャンペーンが開始された。その様子は前書『プラーグ』に記載した。2012年には医学学界において私たちの研究は完全に否定されてしまった。
私は逮捕され、5日間拘留され、米国保健福祉省(HHS)の最高幹部による不正な決定により私は雇用禁止処分にされた。もしウィキペディアで私のことを見れば、私たちの研究は否定されており、私たちが感染と考えた事実は単なる研究室内での汚染であったという記事になっている。私が逮捕されたときにサイエンス誌が掲載した容疑者顔写真も載っているかもしれない。
私の場合、2つの巨額の政府補助金を受けて研究しており、連邦法で定められている要件として主任研究者は研究記録を残す義務がある。しかし、奇妙なことに私自身が研究記録を「盗んだ」ことになっているのに、起訴されていないのだ。本日に至るまで7年以上経過したが、私や研究チームの研究日誌の1 ページたりともコピーですら、私には提供されていない。
もし私が法律を犯したというならば、なぜ私を告訴しないのか? 私には全く犯罪歴がない。私をデタラメに逮捕、拘留して何年も経つのになぜ一度も裁判において私の訴えを聞いてもらえないのだろうか? 私は諦めずに裁判で明らかにしたいと思っているのに。