週末 ほとんど試合の日々
初めての監督(チーム Bad Boys)
おかんの初めての監督経験は、昨年度秋の小学5年生フットサル大会でした。
「TコーチがAチーム、おかんがBチームの監督をしました」
と書けばサラッとした感じですが、ママコーチの存在が少ない小学生サッカーの世界で、一チームまるまる任せてもらえるなんて……。革新的だと思います。イノベーティブだと思います。
去年の秋頃はまだコーチとして練習補助の立場に甘んじていました。とはいえ、実際にフットサル大会をどうしようかという話が進むと、おかんもいろいろと考えます。
そして、Bチームの指導をまるまる任せてもらえるという展望が見えたとき、
(自分の息子がいるチームを勝利に向けて采配をするのは、コーチとして自分の叶えたい夢だったんだ!)
と気づいてしまい、最終的にはかなり前のめりな監督になってしまいました。
「Bチームなんて名前つまらん! 同じBでも、このチームはBad Boysだ!」
とおかんが宣言して、不良を更生するかのように指導を進めました。
というのは冗談で、別に悪童揃いだったわけではありませんで、むしろおかんがBadでした。
好き勝手やりすぎて、大会本部に注意されたり、おかんの知らないところで批判されていることとかあったらしく、それをフォローするTコーチは大変だったと思います。
でも、Bチームといっても練習を重ねるごとにそれなりに力のあるチームに育っていましたし、エスフォルソ内のAB戦でもそれなりに互角のゲームをしていました。
フットサル大会でも、勝ったゲームでは良い形で勝てたし、何よりもBad Boysのメンバーがチームを愛して楽しんでくれました。いまでも、息子やBad Boys得点王のナツオが、
「Bad Boysのときのなにそれのゲームのときのあのプレーの連携で、こういう形でシュートにつながった」
とか言って、プレースタイルを思い返す発言をしたりして、それを聞くと、サッカーの成功体験の中毒性の素晴らしさを実感します。
ただ、初監督の重責を果たした後に、
(このメンバーで闘うのは最初で最後なんだろうなぁ)
と思ってしんみりしちゃいました。実際メンバーの一人が遠方に引っ越したので、もう再結成できません。それでもいつか、また残ったメンバーで試合ができたら最高だと思います。
おかんの監督チームが一晩限りの再結成、Bad Boys Neoを発足させて、ひと暴れ(?)したい!
おかんの監督としての夢です。