善悪の彼方に

看護学生あずみの事件簿
叶浦 みのり
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2023年4月28日
判型 電子書籍のみ
価格1,320円+税
火事のあった日のいきさつはこうだ。その日、真琴の父、櫻井良一は仕事が休みの日ではあったが、午後から急ぎの用事があると言って会社に出掛けた。夕方五時頃、仕事を終えたところで、これから実家に寄って帰るつもりだと妻に連絡を入れている。(中略)しかし鑑識の結果、明らかに火元は居間のストーブの火の不始末が原因とわかった。消したつもりのストーブにカーテンの一部が燃え移って全焼したのだ。(本文より)

事故なのか? 放火なのか? 空白の四時間と三件の火災の謎を解明すべく、看護学生・篠原あずみの推理が始まる。

掲載記事

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著者詳細

叶浦 みのり
コロナ禍で小説を書き始める。
趣味は偏った読書。好きな作家は松本清張。