再会。またふたたびの……
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2022年5月31日
判型 電子書籍のみ
価格1,650円+税
父娘ほど年齢差のある夫・生駒との平穏な新婚生活を送っていた智洋は、2001年のある日、夫の蔵書から一枚のモノクロ写真を見つける。ミニスカ姿の若い女性のようだ。朝食時に「これ、だあれ?」と切り出す。予想外の反応。初めてだ、あんなに狼狽する、ふだんは冷静な夫の姿――。
釈然としないまま、マダムからランチの誘いに応じたときから、智洋の運命が大きく動き出す。
「ここは1971年? いくらなんでも信じられない……。あの眩暈で、わたし、30年前の東京に弾き飛ばされてしまった!? まさか……」
時空を超えて浮き彫りになっていく人間模様、そして夫婦の愛を巧みに描いた秀作。
釈然としないまま、マダムからランチの誘いに応じたときから、智洋の運命が大きく動き出す。
「ここは1971年? いくらなんでも信じられない……。あの眩暈で、わたし、30年前の東京に弾き飛ばされてしまった!? まさか……」
時空を超えて浮き彫りになっていく人間模様、そして夫婦の愛を巧みに描いた秀作。
目次
- ◎プロローグ
- ◎第一章 大竹寿美としての人生
- ◎第二章 高橋生駒との邂逅
- ◎第三章 時枝明子への告白
- ◎第四章 槇田眞珠の罪
- ◎第五章 田中春美の恋
- ◎第六章 酒井瑞江との同居
- ◎第七章 浦野素子との同棲
- ◎第八章 時枝新と鷲見詩織の結婚
- ◎第九章 角智洋の落とし物
- ◎第十章 太田真一との再会
- ◎エピローグ