春の息吹

相木 鍾三
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年11月18日
ISBN 9784344935150 判型 4-6300ページ
価格1,430円+税
主人公小林明夫の中学から高校、大学、社会人時代の
遙かな青春を緻密な筆致で描いた六篇。
中学生の明夫は、友人と火薬作りに挑戦するが、
危うい事故が発生。さらに友人は……。
(第一話 少年たちの庭)
高校時代。明夫の守護神ともいえる遥子との日々。
だが遥子と同じクラスの美しい女子高生は謎の自死を遂げる。
その謎は長らく不明だったが、十数年の後、ようやく明らかに……。
(第二話 純潔と熱情)
経済発展を続ける日本は「モーレツ社員」が幅をきかす時代だった。
しかし過労で心を病んだ青年は……。
(第四話 若葉荘再見)
目次
  1. 第一話 少年たちの庭
  2. 第二話 純潔と熱情
  3. 第三話 熱い石ころ
  4. 第四話 若葉荘再見
  5. 第五話 初雪
  6. 第六話 女生徒たち

掲載記事

著者詳細

相木 鍾三
昭和19年、愛知県大府市に生まれる。
昭和41年3月、名古屋大学理学部卒業後、会社勤務。退社後、明治大学文学部に編入学。
昭和46年3月、明治大学文学部文学科卒業後、愛知県に戻り、県立高等学校教員となる。
平成16年3月、愛知県立半田高等学校教頭をもって定年退職。
平成18年10月より平成26年9月まで大府市教育委員を務める。
著書に『共に天を戴かず』(日本図書刊行会/平成16年3月刊行)、『洛陽の紙価』
(文芸社/平成17年5月刊行)、『王朝晦冥なり』(幻冬舎/平成27年6月刊行)がある。