令和晩年

西野 篤史
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2020年2月12日
ISBN 9784344926837 判型 4-6134ページ
価格1,000円+税
「人は愛されて初めて人間らしくなる」。孤独な18歳が発した魂の叫び――。新進気鋭、10代の新人作家による衝撃のデビュー作。何が罪なのか、何が悪なのか。正義とは、高潔とは、生きることの意味とは。真理を模索し苦悶する若き感性。静かな慟哭と冷ややかな達観が交差する、新時代の鋭利な短編小説集。旧約聖書やシェイクスピア作品をモチーフに人間の罪を問う「明日、明日、明日」をはじめ、「ユダの話」「島と大陸」「引きこもりの人生相談」ほか、終わらない争い、差別、いじめ、正義、個性、才能などをテーマに描く全17篇を収録。
目次
  1. 収録作品
  2. ・明日、明日、明日   
  3. ・ユダの話     
  4. ・島と大陸      
  5. ・二つの真実     
  6. ・水爆のうさぎ    
  7. ・時の悪戯    
  8. ・察しが悪いね、司令官
  9. ・第三の男       
  10. ・選択と義務
  11. ・令和元年のフットボール       
  12. ・引きこもりの人生相談
  13. ・行動せず悩み続けるか、復讐するか
  14. ・罪と愛
  15. ・ある個人主義者の死
  16. ・偉大なる独裁者
  17. ・龍馬が近江屋で思ったこと
  18. ・才能と驕り

掲載記事

著者詳細

西野 篤史
2001年生まれ。趣味は将棋、アニメ、映画、読書。影響を受けた作家・人物は、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、手塚治虫、宮崎駿、シェイクスピア、ドストエフスキー、ヘミングウェイ、サリンジャーなど。2020年「令和晩年」でデビュー。