なお、戊辰戦争では、庄内藩も会津藩と共に戦い、降伏したのは会津藩より数日遅かった。しかし、庄内藩は殉教者にはなれなかった。庄内藩には、戦闘に伴って会津藩で起こったような涙を催させる出来事がなかった、あるいは戦後の藩への新政府からの処分が寛大なものであった、ということがあろう。が、それ以上に、籠城した会津藩とは対照的に庄内藩は他藩の領内を席巻して奮闘し、その多くが勝ち戦であった、ということがあるの…
明治末期の記事一覧
タグ「明治末期」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
エッセイ『歴史巡礼』【最終回】尾木 公
新政府に百年以上の関係を引き裂かれ…無念抱え生きた藩主たち
-
エッセイ『歴史巡礼』【第42回】尾木 公
法律じゃない。武士の時代から受け継がれるエリートの行動基準
-
エッセイ『歴史巡礼』【第41回】尾木 公
勉強好きの「肥前藩」その洋学の教育と実践の歴史を紐解く
-
エッセイ『歴史巡礼』【第40回】尾木 公
明治時代の長州藩士「佐賀には林がある」その言葉の本意は…
-
エッセイ『歴史巡礼』【第39回】尾木 公
「トコトンヤレ、トンヤレナー」戊辰戦争時に流行した進軍歌
-
エッセイ『歴史巡礼』【第38回】尾木 公
【歴史】許せない…強く永く恨まれた薩摩両藩の暴虐ぶりに絶句
-
エッセイ『歴史巡礼』【第37回】尾木 公
多くの者が犠牲になり…戊辰戦争後も続く悲劇、驚愕の真実
-
エッセイ『歴史巡礼』【第36回】尾木 公
掟を破り白鳥を殺して食べる新政府軍に、人々の憎しみは募り…
-
エッセイ『歴史巡礼』【第35回】尾木 公
藩を守るために自害した志士。吉田大八が眠る地、「天童」巡礼
-
エッセイ『歴史巡礼』【第34回】尾木 公
恐ろしい…「切腹」と「斬首」は何が違うのか?
-
エッセイ『歴史巡礼』【第33回】尾木 公
「会津いじめ」によって政府の過激な施策は可能となった…
-
エッセイ『歴史巡礼』【第32回】尾木 公
「江戸城総攻撃」なぜ延期に?江戸が戦火を被らなかったのは…
-
エッセイ『歴史巡礼』【第31回】尾木 公
積もる欝憤。時の政府による執念深い「会津いじめ」の実態とは
-
エッセイ『歴史巡礼』【第30回】尾木 公
「これに勝る手向けはない…」二本松に巡礼、少年隊を悼む
-
エッセイ『歴史巡礼』【第29回】尾木 公
【歴史】新政府軍阻止のために…奥羽越同盟と「二本松少年隊」
-
エッセイ『歴史巡礼』【第28回】尾木 公
【歴史】徐々に迫る新政府軍、裏切り…奥羽越同盟の結末は
-
エッセイ『歴史巡礼』【第28回】尾木 公
【小説】会津藩に対する不当な対応…近隣藩がついに動き出す
-
エッセイ『歴史巡礼』【第27回】尾木 公
総督府からの不可解な討伐命令…会津藩・庄内藩の同盟まで
-
エッセイ『歴史巡礼』【第26回】尾木 公
日本海海戦で日本を勝利に導いた…偉大なる小栗上野介の功績
-
エッセイ『歴史巡礼』【第25回】尾木 公
新政府軍に汚名を着せられ処刑...相楽総三を巡る諏訪の春