薄暗い基地の一室では、眼にクマをこしらえながらも日の丸の鉢巻をして懸命に修理作業をするアツシがいた。「……すごいです、鈴木二等兵。こんな時代に、こんな人間がいるなんて……」TENCHIが赤い目を点滅させながら喋っている。「アツシお前、何日も寝てないだろ、もう、変わろう」いつの間にかシマと涼子が部屋に入っていた。「ふあーっ、さすがに、もう限界です」アツシの瞼は何日もの徹夜で腫れあがっていた。「あっ…
太平洋戦争末期の記事一覧
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小説『浦シマかぐや花咲か URA-SHIMA KAGU-YA HANA-SAKA』【第4回】富田 翔吾
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小説『浦シマかぐや花咲か URA-SHIMA KAGU-YA HANA-SAKA』【第2回】富田 翔吾
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小説『浦シマかぐや花咲か URA-SHIMA KAGU-YA HANA-SAKA』【新連載】富田 翔吾
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