「行け、行け、行け」マコトのお父さんが今にも死ぬかと思わせる叫び声をあげながら、応援しているのを見て、やっぱり息子が活躍するのは、うれしいんだろうなと思った。「出るぞ、出るぞ」部員たちがざわざわし始めた。見るとマコトが相手の後ろに手をやり、腰から相手を持ち上げようとしていた。僕がユーに「あれって、プロレスのバックドロップじゃないのか」と言うのもつかの間、本当にマコトはバックドロップのように相手を…
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古き良き時代を共に過ごした鉄壁の四人組。駄菓子屋店横の長椅子が指定席
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小説『TOKYOリバーサイドストーリー』【新連載】東 晃司
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