③ むさぼるようにその頃、お昼はコンビニエンスストアで買っていました。お店の一隅に文庫本が置かれていました。ふと見た中に、『安心感』という題名の本を見つけました。不安の塊のような私は、その本を手にしていたのです。F所属長のカウンセリングを受けている内に、今度はきちんと自分のこととして相談しようと、平成七年八月に、地元の保健所の「酒害相談」に出向きました。アルコール専門医の個別相談を予約し、長男に…
親子の記事一覧
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第32回】
「行政の力では何もできない」私は、DVから逃げられなかった
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第31回】
毒を食らわば皿まで…夫か私、どちらかが死ぬしかないと思った
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第30回】
正常な判断力を失うほど肥大化していく恐怖心
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第29回】
「即刻入院です」空きがなく、手術回復室のベッドに横になった
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第28回】
夫から電話で「戻れ」と言われ…強迫観念で家に帰ってしまった
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第27回】
無念…頼みの綱だった「駆け込み寺」への入所も叶わず
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第26回】
「このまま死にたくない」でも「死んだ方が楽かもしれない」…
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第25回】
ムシケラ同然の扱い…私にとって決定的なわだかまりとなった
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第24回】
「お金をもらうプロ」という夫の言葉にコントロールされていた
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第23回】
「夫はアルコール依存？」お酒の飲み方の異常さに疑問を持った
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第22回】
「酒は飲んでいない」と言いながら、深酒をするようになった
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第21回】
「お腹の子を三カ月で流産しました」主治医は優しく声をかけ…
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第20回】
「生まれて来てくれる…」流産止めの点滴を受け、仕事を続けた
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第19回】
「生まれる…！」 タクシーが捕まらず、早朝に歩いて産院へ
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第18回】
「よく忍んでいる」住職が書いてくれた色紙に「忍」の一文字。
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第17回】
「約束が違う」結婚後、豹変した夫へ募る不信。冷めゆく心。
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第16回】
「ウソでしょ？」結婚式当日から生じていた夫への違和感
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第15回】
背中の傷を「夫に刺された」と言えるわけがない母心。
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第14回】
子供時代に心に傷を受け、ようやく生き延びて成人した人たち
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エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第13回】
アルコール依存症の父に加え夫も…「伝播する家族文化」の現実
