四人は勝手口に移動し、箱を一つずつ開けた。一つ目には粉ミルクや子ども服など、ベビー用品が詰まっていた。嬬恋村のおじいちゃんおばあちゃんが、遠く離れて暮らす孫に届けるつもりだったのだろう。二つ目は果物。巨峰がわんさと詰まっていた。これは早めに食べなければ傷んでしまう。三つ目にはインクカートリッジが詰まっていた。かなりの量である。送り主がこの施設になっているところを見ると、さては係員が誤発注を掛けて…
異世界の記事一覧
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小説『異世界縄文タイムトラベル』【第2回】水之 夢端
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小説『異世界縄文タイムトラベル』【新連載】水之 夢端
人は見かけに寄らないものだ。とりわけ天才と称される人は。