「お前、随分目立っているな」そこには、そう言って笑う将太がいた。将太は地元の一年上の先輩なので、同じ中学でも一学年上だった。小学校時代からガキ大将だった将太は、中学に上がると、すぐに三年生の不良グループに目を付けられた。しかし、身長が一八〇センチ近くあり、体重が一〇〇キロ以上の将太は、とても中学一年生の身体には見えなかった。三年生の不良グループは将太に返り討ちにされてしまった。それから三年間、学…
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